ノイズより木を見る(8/5朝の講義)

大岩川源太の株トレード基礎技術
ワンランク上を目指す独習ガイド
2024年7月30日出版

下がると余力はいくらあっても総資産が減るから対応が難しいですよね。しかし、狙うところははっきりしているから、そこを重点的に買うような感じですよ。ただ、そうはいっても「源太の言うこと」の信用度は低いし、時間軸も人とは違うから一概に全員には合わないものなんですよ。ですから、ここは次に何が買われるのかと思うことが大事で、売られている株式で需給的に下がる物で考えたいと思うんです。理屈無しで売ってくる需給は、逆に売り過ぎだから何を買っても良いのですが、その前にノイズから普通の判断が出来無くなっていて、「いつかは帰ってくる」と言うような感じで買うと良いとは思うんです。

ですが今日なんか株式市場はおかしくなるという前提で皆が話しをしていますし、31000円という可能性も否定は出来無いかと思います。しかし、自分が得意なのは需給が壊れて、企業内容に自分の信頼できる物を買うという事であり、NISAなんかここは良いところだと思うんです。最安値ではなく、自分がこの値段ならば良いという感じ。

考え方は違いますが、基本的に株式は理屈じゃなく、相手が「何らかの理由で想定以上に売らなきゃならない時」に買うのであって、今日はブラックスワンがあっても買い一拓。時間軸を変えた買い方が大事なんです。まあ、長期投資というのは売ってきたときに買うというのが通なんですよ。ノイズでは無く木を見るようにしましょう。

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