全部「需給」が決める(8/21朝の講義)
朝になったら株価がワープする状況が続いています。日々の強弱が一定の需給で作られているので、この辺りが信用性がない市場。NYも連騰だったから下がったんですが、日本株はその事と大きな連動はないという感じなんです。ジャクソンホール前に高いのは望まないというのはそういうところで、それが終われば催促の不景気論が出てくるんでしょうし、0.25%の利上げは織り込んで、新たに雇用の不安視から0.5%を織り込む展開になるのかと思います。
0.5%に向うためには、それなりに悪い数字が必要ですから、そちらを先に消化するというリズムもあるし、日本株は為替も関係するから非常に難しいという事が言えます。今回、想定為替レートを上げた企業も多いから、中間決算は収益の上振れがなく迎えます。それと、新自民党総裁がいかに考えていくか、政治家の言動をよく聞いておきましょう。
それにしても今日の先物を見たらスタートは500円安以上のマイナスから始まるのであり、昨日のポイントの日から嫌な予感という感覚がそのままになりました。しかし、下がると決め打ちしにくいのは、個別株という見方からいくと安い物も多く、迂闊に売りにくいし、ジャクソンホールでの言葉からAIが何を拾うのかという事もあります。
そこら言動にかかっているのですが、内容的には現状の話しだから、本当は特に変わってはいないです。全部「需給」が決めるという事になっています。
1414ショーボンド、4588オンコリスバイオ、1925大和ハウス