印象は強かったが、選択色が強い強さは、個人投資家にとっては余り望まないもの。朝から思うように動かない材料株の投げを見たらそう感じてしまいます。この市場のまずいところは個別株の強さがないところであり、市場が強いのではなく日経平均が強いという表現になると思うんですよ。

低位株や材料株が瞬間的な上げや大商いになっても持続力あるものは少なく、もう一丁の買いが入ってこない弱さがあると思うんです。ですからこの市場は本当に難しいタイプで、上がっても不安という流れは紙面では「方向感がない」という評価になり、方向感がない中をいかに進むのかという暗夜行路のようになっています。

結局はジャクソン後からの順張りとなるのでしょう。個人としてはいきなりの買い物は出遅れはあるが、下げの場合は逃げられなかったという先の記憶があり、そういう動きや相当な心の傷が今回の下落であったんだと思います。そうした中でもあえて材料株に来てほしいと思うんですよね。

6525KOKUSAI、2667エニッシュ、3133海帆