株価は金利ではない(8/22朝の講義)

強さを感じる地合いです。気になるのは市場の物色で、日経平均は高いが個別株はそう強くはなく、重いイメージなんですよね。市場に信頼感がなく、参加者不足という側面がこの市場にはあると思います。だから、こういう時は上がっても特に得は無いし、下がってもおかしくないという感じなんです。

ただ、オプションの今現在の感覚は、プットが非常に割高だから上がる方が適しているし、そこらが変わらないと市場はおかしな雰囲気になると感じています。こういう時は良いことが起らないから嫌なんですよ。信用残が段々と増えてくるから上値が思い中、上がって選択色、下がって不利な物だけが下がるという、個人投資家泣かせ的な下げが気になります。

このような市場は常と言えば常であり、根本的には金利が下がるから株価が上がるのではなく、基本的には「景気が良くなるから株式は上がる」という基本のスタンスを持つべきであり、各指標など見たらNYはそんなに良い状態ではないから金利下がるんですよね。だから、その事で一時的に上がっても、持ち直すかどうかが半年先の株価を決めるという事になります。

景気悪化を抑えるから金利が下がるのか、悪いから下がるのか、ここなんですよね。

6525KOKUSAI、1925大和ハウス、3133海帆