今日の見方【9月11日】
なんだかんだ言っても上がるんではないかと思うんですが、今回はいつもよりもパワーが無いから、出来高を増やす何かが必要。例年だと商いが増加する9月ですが、それは上値では先日からの下落が気になるし、企業収益も今のQCよりも下に向うから、買い難い流れが見えたりします。
そうなると出来高が増えるタイミングは下に売られたときしか考えにくく、クロスで金融法人の玉を引き取ったとしても、場で売る事が先日のようにあると、簡単に壊れてしまうんです。SQが済んでしまうと、それぞれが収益のために動いてまうんですよね。まあ、上げる方が普通は楽ですが、毛唐の商いは物凄く計算が緻密だから、我々が思う流れを逆にすることが多いのです。
ましてやFRBと為替のことが0.5%を完全に織り込んでいないし、円高に振るような金利になったら、果たして市場が耐えられるかどうかと思いますよね。自分は電気工事やAIシステムの内需型を選択していますが、それでもこの市場は少し厄介という気がします。そう思って売ったら大きな上げにぶち当たるんですから、厄介としか言えない市場なんです。
特にAI技術は発展しているし、必要な半導体の量も比較にならないほどあります。しかし、それを先に買っていたりする「先買い」がエヌビディアで行なわれたために、関連しているところは調整、関連外は半導体価格低下が再びあったりします。だから電子部品が有利だと思うのですが、アップルの新商品が不人気と報道され、それは先日の評価で終わったはずなのに、しつこく言うんですよね。
ただ、中国スマホの新製品予約の数が大きいから、アップルが目立たない事ぐらいはアナリストは承知なんですよ。電子部品や電池は相当中味が良くなったと思います。そういう報道しないのがメディアで、安く外資に渡すような流れになるんですよね。