全くなんちゅう解釈だという気がした昨日は、日銀の中川さんが発した言葉をAIアルゴ炸裂とか言いますが、好調な経済が続いているから､金利は数字を確認して適切に処理する。普通の言葉ですよね。「年末までに上がるのですか？」の質問に、いつとは申し上げられないし、経済の動向を見ながら適切に処理する。いくらまで上がるのかという質問には、ピンポイントでは申し上げることは不可。という流れが、金利上昇に意欲的と取られるんだから、やりきれないです。

また、それを騒ぎ立てるメディアや解説者が多く、経済記者やメディアの流すことが、芸能週刊誌のゴシップ程度になっています。どう書いたらウケるのか、どう書いたら機械が反応するか、また、そういう記事を見てネットで煽る人も多いです。そういう内容で良いのかと思うんですが、それが昨日の14:30までに起った部分で、普通に文章を見たらおかしいし、ハリスさん有利だって、いつもの米国選挙にありがちな煽りですよね。

いずれにしても地に落ちた経済記者の質と、売買の動機であって、こうなったら昨日は朝からやる気が失せてしまい、こういう売りを狙ったのかとか勘ぐってしまいます。普通は昨日前場でロールオーバーも終わるから大人しいのに、その動かない時間よくまあ売ってくれた物です。気がついたら外資は日経平均2日で1000円以上SQ前に取れているのであり、情けないやら、悔しいやらです。

ネット族だって少しニュース吟味して欲しいですが、自分が有利ならば何でも良くなった風潮で、そういう書き方は良くは無いというのが今はなくなりましたね。