今日の見方【9月18日】

昨日は外から見てたら要因が無い下げだから、最終的には買い戻すという自信がありました。しかし、それ以上に叩くから下げは月曜の風物詩になってしまい、月曜に財務省や日銀の委員が話すと、何があっても売りアルゴのような感がします。昨日なんか本当に何も言っていないんですよ。普通に激しい為替の動きは困るぐらいで。

どの言葉に反応したのかは知らないですが、朝からなんか大きな売りが何度も来たし、抵抗する買いはないから、火の無いところに水煙型のひどい売りはある種のガラに近い感じで、収まりがつかなかったという感じでした。ひどい流れですよね。普通の売り崩しは30分経てば反対売買ですから、そのタイミング毎に買うと売りが半端なく、30分ごとに売りアルゴ。終いには皆が根負けして後場には大幅安になって、綺麗に買い戻されてから株式は反発しました。

なんなんだという感じですが、これが今の市場の実態で、実弾は無く売り叩けば誰かが乗ってきたり、個人が嫌気して、金融機関は中間決算で動かないというのがあります。そういう流れに自分は市場が本当に嫌になりました。結果的に先物は大勝利になりましたが、虚しいというかつまらないというか、これでは日本の市場が育たないですよね。新NISAは良いが投資教育や不当な売買を規制しないと、先日もあったようにNYで起ったブラックマンデーの「プログラム売買」が、幅を利かしたら「過去最高の下落」は毎週起きてしまいます。

あそこまで下がるほどの内容ではないはずなのに、過去最高の値幅。米国ではプログラム売買は規制されていますが、日本は先物商い欲しさに野放しになっています。特に昨日なんかはあそこまで下がる必要は全くなく、金融機関が動けないときは、ここまでやるのかって感じです。

マイペースでいきましょう。