今週の見方【9月22日】銘柄記録
今週の見方からの銘柄記録
☆1893五洋建設は海上土木のトップ。湾岸工事や特殊建築に強い。今回の能登の大雨を見ても対応の遅れが招いた部分が多い。そういう中、総裁選で忙しい次期候補は口先であるし、首相は海外へと向う。同社は次世代型建設業といわれ、港湾・防衛・風力関連工事が主ではある。地震や洪水から地形などが変わり、新しい事故が起きないように早く対応して欲しい。
☆31502グリムスは中小製造業などに電力料金削減を提案。そして、電子式開閉器などの省エネ商品を販売する企業。蓄電池や電気小売りが不振な状況。しかし、収益を出す方向を電力節電コンサルに向ったのでありそれが大きく上伸。各企業が節電など収益力の小さな部分が大きくなって来たという事であり、DX化してくると更に必要になるだろう。
☆7908きもとはスマホやデジタル家電のタッチパネル用のハードコートフィルム最大手。自動車向けが生産の回復から伸びてきた。スマホ向けも底打ちからプラスに転じるぐらいまで回復。ゆえに、先の決算発表も内容が良かった。3Dデータの事業が建設、製造業のDXで受注が大きく伸びて、この乱高下市場でも比較的安定。こうした大人しい時には仕込んでおきたいと思う。
☆7119ハルメクホールディングスは主婦向けの会員制雑誌。イベント運営やwebの運用なども営業。雑誌の値上げも吸収して購読数が安定から上昇へ。それに伴っての物販が好調な状況。webではSNS等の活用も行い、現代の購買の仕方に既にマッチ。こうした企業はこの夏の暑さは異常で、夏物の売り上げは相当伸びたという感触。販売の形が雑誌の年代と、SNS世代と上手く顧客を引き込んだと思う。