10月9日:今日の市場の見方
一気に気温が下がりました。まあ、10月半ばに来たんだから当たり前の気温。しかし、体は一昨日の30度に親しんでいるから、今朝は寒くてたまらないです。なんか気候の変動に慣れてしまって、思うように食欲の秋にならないし、体調管理が非常に難しい状況です。
この市場もいつかは下がると思いながら見ている人にとっては怖くて買えない気持ちが強いです。しかし、事実として昨日の下の堅さが物語るように、その水準が気がついたら39000円前後であり、そこは皆がどうしても上がれば大幅安したという記憶の水準。従って、ここでの突っ張りは出来無いとなります。
しかし、純粋にここで下が堅いという事は、企業決算や景気の先行きに自信があるということですし、ここから二ヶ月経てば悪い材料の半分は消えるのであり、米国大統領選挙の傾向から下がっても反転することが多く、トランプ氏の場合はロケットスタートの可能性があると言うこと。国内政治も選挙の動向は気になっても、現状の政治が続くならば、石破新総理は良好な経済を背景に、当面は岸田政治を踏襲します。そして、人気の落ちた部分を修復してくるでしょう。
まあ、そこらは取り方ですが、傾向として一ヶ月後は高いから、それまでの安いところで買いたいとする流れがあるのであって、この企業決算での浮沈が鍵となりそうです。先日からのレポートで「好決算が多い」となっているから、この市場はセンターライン中心に買う「運用者型」になっていると思います。
ここからは買えないと思っても、下がっていないのは事実で、個人が端に伸びない今、運用者はセンターを引っ張る作業をすると思います。自分は少し捻った先を見ますが、やはり自分も強い物へはいけないから、好業績で動きの鈍い物を貯めるという方向で動きます。