10月13日：今週の市場の見方からの銘柄記録

☆3667enishは低迷したまま。アプリゲームを製作する企業であるが、先の新ゲーム販売相場から大幅に下落。ただ、同時期に動いたフォーサイドが週末から反転し始めてており、こうした低位数量型の底入れの雰囲気が出てきている。継続の疑義が付いているから注意は必要で短期しか考えないが、市場は少し個人投資家の回帰が窺えるようになって来ている。

☆3289東急不動産は高値期日通過。市場は円安メリットやエヌビディア系の企業を買っているが、これらの多くが3月高値期日明けてから上がっている。不動産は内需的で今は嫌われているが、高値期日通過した好業績で株価低迷株は、丁度、中間決算が話題になる前であり、この下落は中期的に考えても良いと思う。

☆8306三菱UFLファイナンスは隠れ円安メリット企業で、海外からの資産収入が多い。仮に急に日銀が金利を上昇させてきても、金利メリット企業として短期的にも逃げれる材料はあり、こうした市場が難しい時期には銀行株は適していると言える。PBR1倍にいまだに到達していないことを考えたら、押し目買いは可能な銘柄だと思う。

☆1813不動テトラは陸海土木。不動建設と日本テトラが合併して出来た企業であるから器用な企業になった。今期の収益は微増の内容だが、後半から案件が増加するタイプでもあるし、新内閣の動きは地方創生と防災省の部分は多くの共鳴を生んでおり、仮に、他の総理が出現しても引き継がれるだろう。地盤改良も得意である同社は、防災関連という視点や津波の防止など、今後忙しくなると考えている。