10月23日：今日の市場の見方からの銘柄記録

☆2282日本ハムは食肉大手。ソーセージやハムなどの加工食品のほか食肉事業など手掛ける企業。スポーツ事業も順調で野球も動員数は大幅に増加しています。円安で業績は苦しんでいましたが、今期は値上げを消費者が受け入れコスト分の値上げが増益を確保。徹底したコスト意識と流通に対して業界を巻き込んだ物流の効率化を提唱し、7社がその囲いに入って来ています。

☆6762TDKは高値期日が来年1月。8月以降の上げ相場にはうまく乗って無く、頭の重い展開になっています。一つは中国景気の減退から機械の受注が低下していることが気になったり、得意のEV車向けに不安感があるからでしょう。しかし、データセンター関連ですし、受注が増加してきています。要するに、この市場は期日などで評価が変わりやすいということで、ここまで下げたら期日向かいの流れや3ヶ月周期の動きもあるのかと思います。

☆1973NECネッツエスアイはNECの工事部門が独立した企業。DXコンサルなどが現状では大きな収入があります。狙いはNECという企業は量子コンピュータで主役ですから、同社は今後それに関したオフィスの改修案件も増えてくるし、今の材料としたらデータセンター関連としても有望です。自治体向けの5G商材の伸びも考えれば、少し市場の流れよりも早いのですが、トレンドの押し目では押さえておきたい企業です。

☆3402東レは先日ノーベル賞の化学部門で期待感があった反動で株価は下がっています。ただ、同社は以前から言うように企業収益の改善で、前期悪かった数字は今期一掃しています。そして、増配も視野に入れています。産業用繊維と医療関連の企業ですが、材料としたら炭素繊維や液晶などのフィルムが市場では話題に使われます。炭素泉は電力需要のアップと価格上昇から風力発電も回復していますし、新商品などの影響からスマホ向けのフィルムが想定以上ですからね。