10月23日:今日の市場の見方
昨日は出張でバテバテだったんですが、市場は荒れていましたよね。でも、途中から下がる中、冷静に分別した形になっていたので、指数的には下がっても中味的には悪くは見えませんでした。こういう言い方したら「下がってるのに馬鹿じゃない」と言われるのですが、反転する物や抵抗する物は多く、下げ渋る主力もありました。問題は我慢してた株式が今日反転できるのか、強かった物が上がれるのかという事で、これがまた朝のうちに良し悪し関係なく理不尽な売りが炸裂するかどうかなんです。
日経平均の水準はLiveで話してきたように、38500円以下になったんで以前から売っていた人達が助かったという局面です。だから上の売りは放置しても下で売った物は買い戻す感覚になっていると思うのですが、そういう感性がここでは大事で、下がった理由は選挙や業績ではなかったという気がします。情報通信などは意外に強かったし、好業績の小型は堅かった印象ですよね。ですから、ちゃんと選別されています。
ただ、有名な普通の株式、島津制作所や日本ハムとかの「換金売り」型の企業が悪く、最近、沸いていた三菱重工、日立、東京エレクなどが悪く、ファーストリテーリングも疲れが見えます。だから、換金対象は長期的投資で損の無い物と、直近の買われすぎ企業が多く、その中に業績不振が伝えられる、企業見通しが甘かった企業の空売りという感じでしょうか。いずれにしても自分は選挙が終われば上がると思っていますし、今日明日で自分は揃えておこうと思います。
そして、仕手株が意外に頑張っているから、まあ、そういう株式も少し加えていくつもりです。