10月27日:今週の市場の見方
今日は選挙結果でどうにでもなるから、書かない方が良いかもしれないと思いながらの執筆。
先週の売り方は選挙を気にした物なら良いが、いまいち納得できない売りで、自分は下げ過ぎた反発はあっても、決算など個別では市場は見たいが、政策の難しさや人気の無い内閣の場合、中期的に上がるとは思いにくいのである。2月物の決算が前半は良い物が目立ったが、中盤以降はセブン&アイやイオンなどの減速から、首をややかしげる物が多かった。
従って、3月決算物なども注意しておかないと、売上げは伸びているが減収という場合が増加しているかもしれない。基本的には2月はサービス業で、3月は製造業だから大丈夫であるとは思うが、為替をどういう計算で行なうかも鍵であるし、二デックなど見ても、納税したくない企業が多いから、意外に以前指摘したように利益圧縮型が多いと思ってます。人件費を織込んで増益と四季報などには多いですが、そこらを考えたら政策は変わらないとしても、目新しい物も無いから株式は上がりにくい。だから、企業の中味で勝負という方が自分としては考えやすい。
今回は現状の水準が決算を無視して下がっただけに、好決算は狙い目になるだろう。一応は想定為替レートの140円以下の物を探してみたり、新興で好決算でも売られた株式を探しておいて、選挙結果で動き方を変えるようなタイプの売買かと考えています。とにかく選挙結果もだが、その後の外資系の動き次第であり、仮に米国市場がトランプ優勢を買ってきたのであれば、ここから少しの間は貿易規制という非常にまずい物が見れるし、IMFの予測を見てもその辺りを見ているような数字である。
週末に反応が良かった株式が良いと自分では考えているが、今週は各時間でどのように動くかを良く見ておき、その傾向から判断するように考えている。「時間」と「買い主体」、「売り主体」の見分け方が大事だと思います。