リスクオン(11/7朝の講義)
今こそ学び時!2025年に備えた投資の実践講座をご案内
市場がトランプ元大統領に対して歓迎の意思を示しましたが、前の時と同じトリッキーな上げ方で付いていくのに必死という状況になります。この時に持ち株が上がるか否かが鍵なんですが、日々の上げ下げはスタートダッシュで上がって、失速しながら日々が終わり、翌日再び株価がワープする動きになります。長く揉み合った株価がトランプ氏の経済牽引型の政策から、景気のスケールが変わる事をイメージしているんです。
演説は良かったですね。やや早い勝利宣言ですが、先ずは強い軍隊が必要という事も言っていましたし、ここらがハリス氏に無かった部分でしょう。つまり、冷静に考えて中東やウクライナ問題に対して、何が出来るのかと言えば、彼の性格を知りえる諸外国の首脳は一呼吸おくことが考えられ、中国や北朝鮮の拡大を止めるべく動きも、文言の中には入っています。強いアメリカというイメージから来る「買い」でしょうが、この価値観はハリス氏では出来無いと思うんです。
ただ、我々が経験した彼の政策は声高々ですが、実行力は無理が多く、保護主義ですから関税や規制も厳しく、諸外国は苦労します。スタートは中国やメキシコから始まるし、タイを中心とした輸出国も含まれます。そして一巡したら日本という事になるのでしょうが、期待が高いと思わぬリスクが生まれます。
そういうリスクオンで、不確実性の高いリスクのある国が出来たような気がします。
7893プロネクサス、5332TOTO、4704トレンドマイクロ