見殺し(11/14大引けの講義)
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「明日のGDPが悪いと日銀が金利上げるから株は下がる」という話が広がって、後場は「株は持てない」という見方を力説する人が多かったですよね。普通に考えてGDPが悪いと不景気だから金利上がらないのですが、円安が激しいからというので金利上げるという組み立てなんです。そして、数字が良かったら金利上げるということも付けて話をしていました。ただ、春先だって金利動かさないで円安時に財務省が介入したように、普通はそういう動きはないと思うんですよね。その人達は「財務省が為替介入したら円高で下がる」と話していました。
ただ、これらの動きは「下げありき」という話であって、実際にはどうなるのかは判らないです。円安でも直近1200円下がった市場ですし、好業績でも悪い決算でも動きが読めないから、三日間連続で売りを出して来た市場は、結局は需給相場であって、それらの理由ではなく、主体者がやりたいようにやっているというだけだと思っています。
従って、今日の市場はそういう感じですから、気分を削ぐアルゴの叩きを買い戻す術が使われたという風に感じます。とにかくそういう風に売る用意されているのか、買い戻すように動いているのかは知らないですが、明日を待たずに答えが初めから判っているなら売ればよいのにと思っていました。
まあ、だから下がったんでしょうが、なんか後場は見殺しにあったような暇な相場でした。
4575キャンバス、4588オンコリス、4523エーザイ