11月24日:今週の市場の見方
特典のご案内
11月30日(土)までにご購入いただいた方全員に、
大岩川源太から「特別動画」を12月にお届けいたします。
【特典の対象条件】
①源太カレンダー公式販売サイトからのご購入
②2024年11月30日(土)までに購入手続きが完了していること
「変化の兆しと市場を見極めるポイント」
軟弱な地合いがここで変わるかどうかですが、エヌビディアの決算以降、好調な業界が見え始め、市場も少し落ち着いた雰囲気があります。ただ、日本市場では需給の流れを利用した「擦り込み」が行われたようで、まだダメ押しのような動きが続いています。その影響で個人投資家のやる気も薄れているように感じますね。こういう状況で株価が上がってくると、何を買えばいいのかわからなくなる、ということも起きやすいと思います。
ただ、以前から何度も書いてきたように、基本は「好業績」であることと「株価の位置」だと思っています。特に強い地合いや新しいステージに入った市場では、強い銘柄を買うのが正しい選択ですが、トランプ政治の読みにくさもあり、慎重に構える気持ちも大切です。そうした心理を考えると、エヌビディアの決算以来注目されている半導体関連、特にキオクシアを含めた話題性のある銘柄には注目です。多くのアナリストが半導体業界の順調さに手応えを感じていることもあり、実際に関連銘柄は強含みの動きを見せていますよね。
こうした気づきが、この市場では大きなカギになると思います。トランプ氏に関連する政策も、一見不利に見えて必ずしもそうとは限らない部分があります。彼は言葉では強硬ですが、実際には商売人らしく自分に有利な政策を進めることが多いです。仮想通貨やEVを含む自動車産業の変化も、その一例になるかもしれません。トランプ氏は世界を完全に敵に回すような人ではないと思うので、その点で市場に変化が伝わる可能性は十分にあります。
また、バイオ関連や軽量級の好業績銘柄が安くなりすぎた反動で反発してくる動きも見られます。きっかけが何であれ、長期間下がり続けた株の復活が徐々に見えてくるのではないでしょうか。特に、下げがきつかった銘柄で横ばいが続いているものに、進展や話題が出れば乗れるタイミングもあるかもしれません。こういった銘柄は、意外と長期目線で見る価値があると思います。
時代の変化についていく銘柄も増えてきています。グロース銘柄全般も、個人投資家が買い始めれば将来性を考慮した投資として期待できる気がします。トランプ政治では古い企業が重視されると言われていますが、過去にはネット関連企業などが成長を遂げてきましたし、減税効果による恩恵が急成長企業に意外と大きい場合もあります。
まあ、そう思いたいだけかもしれませんが。