高値期日(11/28朝の講義)
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27日の日経平均は308円安の38,134円と続落しました。米国株も反落し、ダウ平均は138.25ドル安の44,722.06ドル、ナスダックは115.10ポイント安の19,060.48で取引を終了しています。
今日あたりの市場は、NY市場が今晩休場で、明日も半日取引ということで、手仕舞い優勢の流れが想定されます。NY株が安い中、日本株は買い戻しが優勢になるのが普通の動きですが、時間外の日経先物が安い位置にあるため、外資系は動きやすい状況です。このため、思ったよりも下値は堅いと見るのが一般的な状況でしょう。しかし、それでも安い展開が続くと、ちょっと厄介な相場になりそうです。
特に、6月の高値銘柄や7月初めの「高値期日」を迎える銘柄が多く、エヌビディア一本で上昇していた分、その反動で動けなくなった人たちの期日売りや税金対応の売りが出やすいタイミングです。この手の投げ売りは、嫌々投げているケースが多く、しつこい動きが続きます。さらに、期日が迫ると急いで売らざるを得なくなるため、過去のように「クロス取引」でうまく逃げ切れない人も出てきます。その結果、含み損が大きい人たちが、対応する気力を失い、市場に再参入する流れが弱まってしまいます。
だからこそ、今日は「意外に堅い」という動きが見えることが重要です。仕手系銘柄の上下動でも良いので、市場に活気が感じられる展開が欲しいところです。たとえば、モダリスが頑張っていますが、少し方向性が違うため、新規参入者が入りづらい状況にあります。他にも太陽光関連や好決算銘柄などに兆しはあるものの、それをどれだけ活かせるかが問われる場面です。
8252丸井グループ、3927フーバーブレイン、8894Revolution