11月28日:今日の市場の見方
特典のご案内
11月30日(土)までにご購入いただいた方全員に、
大岩川源太から「特別動画」を12月にお届けいたします。
【特典の対象条件】
①源太カレンダー公式販売サイトからのご購入
②2024年11月30日(土)までに購入手続きが完了していること
「市場の不透明感と仕手系銘柄への注目」
この市場は本当に難しい状況ですが、裏にトランプ氏の影がちらついているせいで、動きが取れない感じですね。もちろん、セールスのための発言という側面もあるとは思うんですが、それを差し引いても、報道やネットでの会話がどうにも気持ち悪いんです。完全にはその通りにはならなくても、いくらか課税されるとか、今後の通商代表や為替政策を考えると、日本が言い負けしない力を持つのは難しいのではないか、という印象です。
特に、日本の物価が安いことを「ダンピング」と批判してきた連中が過去に多かっただけに、今後も「金利を上げろ」とか勝手に要求してきそうです。それを拒否するなら関税を強化する、という流れも考えられます。サプライチェーンの話では、メキシコやカナダの工場からの輸出が問題視されますが、コロナを経て中国依存が少しずつ減っていることもあって、過去ほどのダメージはないというのが産業界の主張です。
しかし、SNSやネットでは「メキシコからの課税が業績を悪化させる」という意見が強調されやすいんですよね。こうした声は「想定よりも難しいのは事実でしょ」といった形で拡散され、結果として、株安が行き過ぎているという冷静な論調がかき消されてしまいます。メディアが「不透明」と表現することも、こうした刷り込みを強化する一因になっています。これが高値期日を迎える銀行や半導体株には特に厳しい状況を生んでいると思います。
そんな中、自分としては先日から話しているように、仕手系銘柄に注目しています。少しでも脚がしっかりした動きを見せるものに目を向けたいと思うんです。昨日もそういう傾向がはっきりしていたので、下値が堅い展開なら勝算はあると考えています。ただ、どうしても日本人の弱気な論調が煽られてしまう感じが鬱陶しいですよね。
人の裏行く説明は賢そうに見えるんですよね。