銘柄記録12月4日:今日の市場の見方

12月4日:今日の市場の見方からの銘柄記録

8104 クワザワホールディングスは北海道地盤の資材商社で、近年はリフォームや住宅設備分野にも進出しています。「北海道プロジェクト」や高速道路延伸に関連して話題になった時期もありましたが、トランプ政治の影響で一時的に停滞していました。それでも企業方針は一貫しており、内需型企業として有利な位置づけにあると考えられます。先行投資やシステム変更が決算を圧迫しているものの、一巡後の収益性向上が期待されています。

6905 コーセルは産業用機械向けスイッチング電源で国内シェア2位を誇る企業です。最近は上値が重い状況が続いていますが、経費削減効果や産業用機械需要の増加が見込まれています。特に、ユニット電源は下期から半導体関連での回復が期待されています。減益ではあるものの、収益水準は依然として高く、この時期から来期への投資対象として注目しておきたい企業の一つです。

4062 イビデンの株価が下がっている理由として、インテル向けの需要不振が指摘されています。ただ、既に長期的に売られてきたことを企業も認識しているようで、エヌビディア向け工場への切り替えなどの対応を進めています。為替差益が140円前提での収益補完も期待でき、短期的には売りすぎた分の修正が入る可能性もあるかもしれません。

7352 TWOSTONE&SONSの評価が低い印象を受けますが、ITエンジニアと企業をマッチングする事業を展開しています。ITエンジニアの需要は高まり続けており、プログラミング講座などのサポートも行っています。フリーランスエンジニアに高い給与を提供できる仕組みから、優秀な人材が集まりやすい点が特徴です。同社の流れを考えると、今後の成長に期待できる部分もあるのではないでしょうか。