12月5日:今日の市場の見方

「揺れる市場とフラストレーションの行方」
昨日の夕方のLiveで「明日は抵抗がない」と話しましたが、市場の位置や信頼感がない現状を考えると、売りが多い価格帯で「揉み合い」になるのは当然でした。買い方が見極めている人は買えても、基本的に動きづらい人が多い状況です。そこに韓国市場の影響が加わり、スタートでつまずいたことで不安心理が一気に広がり、日経平均先物に売りアルゴが炸裂。下げたタイミングで個人投資家が冷静さを失い、投げ売りの応酬となってしまいました。
この流れの中、市場への信頼感が薄れていたため、個別株は大きく下がることはなかったものの、反発の勢いも出ず。Liveでは話すことも少なくなり、静かな展開となりました。ただ、外資系のSQポジションが4万円台に移りつつあると推測されるため、今後の動きにおいて、誰がこの流れを邪魔するのかが焦点になりそうです。
昨日と今日は「高い」と話していましたが、それは一つには揉み合いが適切に行われた結果、韓国市場の影響が欧米にはそれほど波及せず、米国株も底堅い銘柄が多くなっていることを背景にしています。特に、業績がしっかりしている銘柄がNY市場に連動しやすい環境にあり、トランプ氏も景気を止めるような政策を目指しているわけではないため、アノマリー通り年末高が期待できると考えていました。
今日は昨日下がった銘柄が最低限反発してほしいところで、借株などで売っていた人たちが「キャン」と言うような動きが見られると良いですよね。しかし、実際には指数だけが上がっている状況で、個別銘柄の上昇は見られず、売ったものが高いというフラストレーションの高い市場になっています。このまま上昇すれば「持たざる怖さ」が市場を動かすかもしれませんが、一般株がついてこないと信頼性のある上昇とは言えないですよね。