銘柄記録12月11日:今日の市場の見方

12/11備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

7898 ウッドワンは住宅建材メーカーで、ニュージーランドでの造林、アジアでの加工を経て国内や東南アジアで販売しています。最近ではインドネシアでの拡販が好調に進んでいるようです。国内では住宅需要が低迷していますが、省エネ関連の設備品が伸びており、収益は底堅く推移しています。また、価格改定が遅れていたものの、後半には対応が進む予定とのこと。現在のPBR水準を考えると、注目に値するのではないでしょうか。

3652 ディジタルメディアプロフェッショナルは高い画像処理技術を持つ企業で、アミューズメント関連のほか、ドライブレコーダー分野でも知られています。AI搭載の3Dカメラは自社のドライブレコーダー製品にも活用可能で、半導体製造装置関連のサービスも後期に増加しているようです。税平準化の影響で減益に見えますが、売上は順調な伸びを見せています。遊技機依存から脱却を図る姿勢も評価できるポイントです。

1801 大成建設は都市開発や大型土木工事を手掛ける総合建設大手。橋梁やダム、トンネルといった大型建築を得意とし、2025年3月期の営業利益は前年比3倍超の870億円を見込んでいます。ただ、地合いの影響で調整が続いている模様です。内需型企業であるため、トランプ氏の政策の影響を受けにくく、海外事業による為替差益の可能性もあります。利益率が大幅に改善している点も魅力的です。

7701 島津製作所は最近、下げ止まりの兆しが見られます。同様に大きく下げた銘柄が上値を目指すタイミングを迎えた際に注目するのも一案。同社は半導体、医療機械、軍需といった幅広い分野で事業を展開しており、多くの特許を保有する総合製造業です。ここからは逆張りの検討が可能な状況かもしれません。