銘柄記録12月26日:今日の市場の見方
12/26備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
7550 ゼンショーはゼンショーは3月決算の企業で、「すき家」や「はま寿司」、さらにレストランチェーン「ココス」などを経営しています。同社の事業は海外展開が進みやすい業態で、特に収益面では「はま寿司」がマグロ価格の低下と安定した魚価を背景に好調。また、「すき家」では値上げが収益に寄与しています。一方で、トランプ氏が進める可能性がある食肉課税問題が懸念材料として浮上しています。こうした状況の中でも、国内外に店舗を拡大し、得た資金で「ココス」などの店舗改装を実施しています。これにより、来期の新規顧客開拓に期待が持てる状況です。
9889 JBCCホールディングスはITサービスの大手企業で、クラウド事業の伸びが大きな収益の柱となっています。同社の株価は昨年2月には2000円以下だったものが、4500円を超えるまで上昇してきました。これまで紆余曲折ありつつも成長を遂げてきた企業であり、セキュリティ分野も好調に推移しています。DX化が進んでいない企業がまだ多い中、同社の事業領域には引き続き成長の余地があると考えられます。
3927 フーバーブレインは商いが減少し流動性が薄くなったものの、売り圧力が少なく、内需型のセキュリティ関連企業として来期の成長が期待されています。収益基盤も安定しており、先日の買いが確認されているため、目先の投資家が手放したところで株価は下げ止まっています。こういった銘柄は注目が集まると急に動き出す可能性があるため、注意深く見守る必要があります。
3825 リミックスポイントは仮想通貨関連銘柄で、トランプ相場のテーマ株として大きく値を上げた経緯があります。暗号資産交換所を運営していることから注目されやすい一方で、年末を迎えて不要なポジションを整理する投げ売りが出ている状況です。同社は現在、電力小売りや蓄電池事業にも注力しており、方向性が定まらない印象を受けます。ただし、市場では仮想通貨に対する期待が新春以降に高まるとの見方もあり、このタイミングでの深い調整は投資機会となる可能性があります。