12/27備忘録：銘柄まとめ（推奨ではありません）

2982 ADワークスは少しずつ下値を切り上げています。同社はマンションの中古物件に付加価値を付けて投資家に売却することで知られる企業。特に、建て替えや相続問題で古いビルの扱いに困るケースが増える中、こうした物件を再生し、売却する案件の需要が高まっています。業績は安定しており、関東や関西から九州まで事業を広げており、引き続き注目したいですね。

8704 トレイダーズHDはトレイダーズ証券を中心とする企業で、為替取引を取り扱っています。株式手数料の落ち込みを為替で補っており、今年はNISAの拡大により口座数が増加したことがプラスに働いています。さらに、為替相場への関心が高まる中、他の通貨市場への進出も見込まれます。来期も為替の変動が大きくなると予想され、預かり資産の増加が安定感を感じさせます。

7011 三菱重工は防衛関連として注目され、多くの買いが殺到しましたが、年末の換金売りが影響し、ここ最近は失速気味です。しかし、原発再稼働の議論が進む中、防衛関連の話題は再び浮上する可能性があります。特に、トランプ氏と石破氏の間で合意が取れるとすれば、防衛関連が中心になるでしょう。同社は運用上も非常に高い確率でポートフォリオに組み込まれるタイプです。

4661 オリエンタルランドは客足が回復しており、人件費の上昇を値上げでカバーし、増配の方針も示しています。課題としては大株主である京成電鉄の株式売却問題がありますが、引き取りや自社株消却の動きも視野に入る可能性があります。年末に一段下げる局面があれば狙い目と考えられますが、下げない場合は高いレシオも考慮し、1月後半を目安に見るのが良いでしょう。