2月5日:今日の市場の見方

「市場の歪みと活気の欠如」

昨日の「中国への関税執行」の話からの急落は、正直よく分からない動きでした。今回の件は、カナダやメキシコのケースと同じく「交渉戦術」であることは明白だったはず。それなのに、あそこまでの急落が起こり、さらに反転のスピードも遅かったですよね。結果的にNY市場はしっかりしていたのに、日本市場は不可解な下げに対する反発が本当に鈍いと感じます。

いつからこんな市場になったのかと思うくらい、後場の活気がなく、ただ重苦しいならまだしも「やる気がない」のが気になります。正直、解説のしようがなく、体調も思わしくないので、睡魔に襲われるほど。よくあるパターンとしては、決算発表で良い数字が出ても短時間の売買で売られ、翌日になってようやく上がるケースが多い。それなのに、「じゃあそれを買えば?」という発想も生まれないのが今の市場ですよね。

これが化学や汎用品ならまだしも、内需系の電鉄銘柄などでは特に顕著。既に「好業績」と言われているにもかかわらず、株価は安く、第三四半期の段階で通期分の利益を達成していても、結局は翌日も売り込まれる。この流れは「政策投資の売却」が影響しているのでしょうが、良くても悪くても「決算を通過したら売り」という風潮が強すぎます。

こうなると、市場には「野望はあっても信用がない」という空気が漂い、結果的に後々大きく下げるか、反発しても跛行色が強くなり、個人投資家には恩恵が少ない展開になります。それでいて、長期的な成長を見据えた買いではなく、単なる値動き目的の売買が横行しているのが現状。

だから、昨日のリバウンドを取ったとしても、それ以上に買いが入らず、逆に空売りが増えてしまうんですよね。今日も上値は重そうなので、高値圏での無理なエントリーは避けるべきでしょう。むしろ、地味でも電鉄などの好決算銘柄で売られているものを中期投資する方が有効だと考えています。または、グロース株の中で売り込まれている「成長期待銘柄」を拾うのも一つの戦略でしょう。

なんだか、今の市場は投資の仕方が歪んでしまっているように思います。