東京時間(4/10朝の講義)

「9日の日経平均は-1299円の3万1714円となり反落。9日のNY市場は大幅反発。ダウ平均は2962.86ドル高の40608.45ドル、ナスダックは1857.06ポイント高の17124.97で取引を終了しました。」

報復関税をしない国は90日間の猶予を与えるという話で、NY株は急騰しました。日本株も先物が急騰し、振り回されると体がついていかなくなりますね。先日からトランプさんやその周辺の閣僚たちがいろいろな話をしていたので、もしかしたらそうなるかなという気もありました。そのため、ある意味予想通りで、びっくりして上がったのでしょうが、三ヶ月後にどんな課題が残るのかという状況は変わりません。

これで問題解決の時間が稼げたという見方もありますが、本当にそうかというと、イニシアチブを握られた交渉は少し辛いと感じます。つまり、こちらが譲歩しかない交渉ですから、属国に近い状況になり、関税という人質を取られているため、公平な交渉を取りにくいのではないかと思います。

とはいえ、行き過ぎた部分は修正できたし、ここからは個別株を追いながら、本当に影響があるのかを見極めていくことが大事になってきます。そうした選別色や物色意欲が出てくれば良いのですが、何となく指数を売買する投資が続くような気もします。

本当にくたくたになりますね。

トランプ氏、相互関税の一部を90日間停止 対中関税は125%に引き上げ:ロイター2025年4月10日

4812電通総研、6232ACSL、7267ホンダ