銘柄記録4月13日:今週の市場の見方
4/13備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
9697カプコンは、「モンスターハンター」「ストリートファイター」「バイオハザード」などの有力なシリーズタイトルを持つ家庭用ゲームソフト大手で、eスポーツでは格闘ゲームの世界大会「カプコンカップ」を主催しています。同社の業績は順調で、新商品の売上は発売から一ヶ月で過去最大の1000万本を記録しました。普通の市場であれば、相当上の水準に達していたと思います。関税の影響を受けにくいゲーム関連という面と、eスポーツが万博関連で注目されることから、二つの側面を持つ同社は今後注目するべき企業と考えられます。
2395新日本科学は、219Aハートシードを先日紹介しましたが、IPS細胞の流れが11日付の日経新聞で取り上げられました。技術的な詳細は別としても、関税に関係のない産業の見直しが続くと予想されます。特に同社の非臨床実験や臨床実験が活発化し、新しい段階へと進んでいることが注目されます。このように、先読みが難しい時期にはバイオ関連の企業が狙いやすいという過去の物色傾向があります。
9337トリドリは、インフルエンサーと企業を繋ぐプラットフォームを展開している企業です。過去にIRで紹介されましたが、今回の急落で関係のない内需株まで売られ、同社の株価は半値近い調整を受けました。しかし、軽量株の反発に乗り、25日移動平均線に近づく上昇を見せました。同社は完全に内需型で、好業績の押し目を狙う投資対象として適しています。営業強化の動きも進んでおり、今期はさらなる成長が期待されます。上昇過程での押し目は、割り切って投資する価値があるでしょう。ここで反応できない企業は何かしらの問題を抱えている可能性があると考えられます。
4385メルカリは日本のフリマアプリの首位で、国内では不景気を背景に拡大傾向にあります。米国では長らく苦戦していましたが、ようやく順調に成長を見せています。外国人ユーザーとの間で悪質な取り扱いに関するトラブルが多かったものの、それらが統一化されて伸び始めた点が大きいです。必需品としての性質を持ちつつ、トランプ関税による値上がりが不景気に影響を与える中で、フリマアプリの需要が拡大しやすい環境が整っています。国内ではスキマバイトなどの先行投資が黒字化しており、収益の読みやすい企業として注目されるべきです。