リハビリ相場(4/16朝の講義)

「15日の日経平均は+285円の3万4267円で取引を終えた。NY株式市場でダウ平均は-155.83ドルの40368.96、ナスダックは-8.31ドルの16823.17ドルと、積極的に買い上げようとする動きは見られませんでした。」

結果的に夜間に株価は戻りましたが、日中は持続力と上値を買う力がなく、朝の賑わった時に売却しておかないと、不安定な値動きで嫌な思いをすることになります。良くて横ばい、下手をするとマイナスに転じる株式も多いです。しかし、実際に売ってみたら翌日には売った水準に戻っていることもあり、上がるような気がしてしまうという精神衛生上、良くない展開が続いています。

市場はまるで心の病に陥っているかのようで、上値を買う力はなく、先の大きな下落で下まで売る玉もなく、運用者はサテライト銘柄を買う方向にシフトしています。さらに、東証は時価総額を上げるように働きかけており、実際には下値が堅い展開となっています。そのため、日経平均で言えば、水準は普通に安い位置にあり、反発はあっても買い値は遠く、仮に利食いがあっても売るに売れない流れとなっていると思います。

だから、早い回転売買を行なう人は比較的上手くいくし、逆張りや抜け出しを狙うと儲かる感じです。少しずつ市場に慣れようとしていますが、もしもう一丁抜け出せないと嫌です。良いことばかりを言わない人だから、ぼちぼちトランプ氏が動き出すような気もしてきています。

半導体課税の日が気になりますね。

6436アマノ、9418U-NEXT、9697カプコン