焦点が分かり難い(6/18お昼の講義)
「18日前引けの日経平均は3日続伸。前日比255.06円(0.66%)高の3万8791.80円で前場の取引を終了。」
オイルマネーらしい動きと言えばそうですが、きっ抗していた状況を考えると、売り方はこの上げで相当参ったと思います。過熱感がない上げだからこそ実弾で買われているわけですが、関税問題やイラン問題、さらには国内の選挙を考えると、売り一択なはずなのに、前場高値引けとなると、これはドン引きの強さですね。
それでも、私は主力には手を出さず、低位株や仕手系で生きていますが、意外にもこの辺りも強くなっています。驚くような強さで、先日から引っかかっていた銘柄が順番に回転し、効いてきました。まあ、そういう相場といえばそうなのかもしれませんが、それにしても強い市場はなかなか見ないものです。
だから逆に「こんなことが続くはずがない」と思うようになり、皆がそう考え始めると、主力は買えなくても、仕手系の雑株を買うような展開が見えてきますよね。出遅れ株とか。そうなれば、新しい材料株が次々と出てきそうになります。後場では銘柄が変わるのか、新しいものが出るのか、色々とチェックしなければいけません。
視野を広く持って見ないと、買いのチャンスを逃してしまうかもしれません。環境が良くない場合は、動き方をよく観察しておきましょう。強いなら、出遅れ株を狙うのも一つの手ですから。
8107キムラタン、6981村田製作所、3652ディジタルメディアプロ