報復も限定的か?(6/24朝の講義)

「23日の日経平均はー50円の3万8354円となり3日続落。23日のNY市場は上昇。ダウ平均は374.96ドル高の42581.78ドル、ナスダックは183.57ポイント高の19630.98で取引を終了した。」

イランの米国軍基地への攻撃は、事前に通知されていたこともあり、米国軍に人的被害はありませんでした。トランプ大統領もその点について謝辞を述べていました。大方の予想通りの展開であり、ホルムズ海峡の動きも特に大きな変化はないようです。米国株は大きく反発し、日本株も夜間の動きから見ると強気ムードになりそうです。ここまでは昨日の朝に書いた通りです。

問題はここからで、週末と来週に2回のリバランスがあり、配当還流などの動きにも注意しなければなりません。そうした時に7月決算発表銘柄の選択肢も視野に入れる必要があります。目先の投資については水準的にやめた方が良い時期に差し掛かっており、このような早い展開には自分の体がまず逃げるように反応します。もちろん、上がるときに大きく上がるのは理解していますが、昨年の経験もあるため慎重になっています。

ただし、この見方には一つのリスクもあります。上がり始めたら5日間で大幅に上がることもありますから、どちらが良いかは一概には言えません。しかし、この市場はまだ関税問題の期日も残っており、儲けることよりも自分の中期的な見方を優先させて進んでいく方が良いと考えています。現在、好業績の内需株が最近下がっているので、その方向性がどうなっていくかを見ながら慎重に進めるべきだと思います。

7564ワークマン、4434サーバーワークス、9412スカパー