こりゃ、やり難い(6/25お昼の講義)

「25日前引けの日経平均株価は反落。前日比40.09円安の3万8750.47円で前場の取引を終了。」

ここまで乱高下するような売買が続くと、多くの投資家は手を出しにくいですよね。急激に上がったり下がったり、環境自体は変わらない中で、需給を無視して売買をしても、最終的にこうなるのであれば、日経平均がデイトレ専用銘柄のような動きに見えてきます。この市場では個人の参加も少なく、機関投資家もあまり手を出していないように感じます。

リバランスの需要もありますし、関税問題の期限も迫ってきています。最近の防衛問題も考えると、トランプ氏がどちらかを譲歩させるか、双方が少しずつ歩み寄る可能性が高いと思います。そんな中で、買いにくいのもよくわかります。こうした状況では、決算で材料が出尽くしたと感じて、先回りして売る動きや、買いが難しいと判断されて半導体などが引け前に売られるという展開が続いています。この市場では実弾が少ないことがよくわかりますね。

皆が何をしても構いませんが、この地合いでは一発で利益を取るのは難しく、少しずつ捻りながら中期投資のための買いを進めるべきだと感じています。前場で絶好のタイミングで買うのも気が引けるし、仕手株でも優良株でも、怖ければ休んだ方が賢明な気もします。でも、それが相場の面白さなので、自分は淡々と買い始めています。

今の動きはあまり参考にしないつもりです。

3083スターシーズ、8227しまむら、9514エフオン