6/25備忘録：銘柄まとめ（推奨ではありません）

2354YEDIGITALは安川電機の持ち分法適用企業で、システム構築と組み込みソフト開発を行っている会社です。以前は大口案件が一巡し、業績が一時的に落ち込んでいましたが、最近ではIOTが物流業界での品質問題を解決し、新規受注が増加しています。採算改善も進んでおり、最高純益を記録しています。ただ、物流業界の人手不足が依然として厳しい状況のため、需要が旺盛で来期も順調に推移する可能性があります。

4662フォーカスシステムズは少し株価が落ち着いてきましたが、保守・運用・セキュリティの一貫したサービスが同社の強みです。特に公共セクターに強く、急を要する案件が多く、一般企業からの需要も非常に高まっています。マイナンバーや免許証の利用範囲が広がり、決算ルールの変更もあり、収益が大きく変化しています。

4323日本システム技術は独立系のシステム開発会社で、ソフト開発、パッケージ、システム開発、医療ビッグデータを主な柱としています。金融通信向けのソフト開発が好調で、パッケージは大学経営システムや金融機関向けに需要が伸び、医療ビッグデータも分析分野で順調です。全体的に好調な業績を展開しています。

9514エフオンは木製バイオマスを利用した企業で、各地で事業を展開しています。原料価格の低下が収益改善に繋がり、特にデータセンターでの電力需要が高まる中、電力各社からの需要も堅調です。稼働率が改善し、収益が急反発しています。原材料の値下がりが大きな要因となっており、間引き材を消化しきれていない状況から、原材料費の安さが大きなメリットとなっています。