売り方は怖い(6/30お昼の講義)

「30日前引けの日経平均株価は5日続伸。前週末比659.03円高の4万809.82円で前場の取引を終了した。」

今日は赤沢さん(再生担当相)が偉い人に会えなかったり、トランプさんが自動車問題を非常に重く見ているとのことで、普通は伸び悩んでもおかしくはないですよね。しかし、全く動じない強さがあり、週末に重かった半導体が再び空売りを呼び込んでいます。こうした跳ねた動きで買い戻しが入ってきているんですよね。深く考えないでムードを見たら、下がるとは思えないというのが買い要因だと思います。

ただし、この強さは一歩間違えると恐ろしい展開になりかねません。一旦上がったところで、逆に大きな下げが始まる可能性もあります。そういった展開になりつつあるのかもしれませんが、時間外のNY株が高いため、今晩少なくとも夕場は高くなるような気がします。それを踏まえて現在の値段をそのまま解釈するのは難しいですが、強く回転が効き始めると、どうしても落ち着かなくなるものだと感じます。

こうした心理が市場に根底にあると、少し買えば反転するので、なんとなくデイトレできそうに見えてきます。でも、自分はこの市場の横の広がりが不十分だと思っているので、完全に「8月の高値」に向かっているとは言いきれません。だからこそ、ここから持ち玉を少しずつ調整しながら、強くなったら他にもやるべきことがあるといった感覚で進んでいこうと思います。

この辺が、どうしても下手なんですよね。

4245ダイキアクシス、4307NRI、6702富士通