睨み合い?諦め?(9/8大引けの講義)
「8日の日経平均株価は前週末比625.06円高の4万3643.81円と3日続伸し取引を終了した。」
後場の東京市場は、海外時間外の堅調さもあって投げは限定的でした。ただ、違う要因で上昇しているため、上昇が持続するのは少し難しいように思います。とはいえ、下げない面もあって、鬼門だった4万3000円を軽くクリアし、4万3500円以上まで来ました。一応は回転できているし、ここでSQに向けた意図が深まるなら一発あっても不思議ではないと思います。ただ、日本人がそういう気合を入れるのはしんどいでしょうし、どうしても市場は「外資次第」という展開にならざるを得ないんですよね。
ですから、こういう時はのんびりしたいものです。にらみ合いのような緊張感があるというより、むしろ外資任せで諦めの境地になっている気がします。先物の商いも薄いですし、TOPIXは新値引けとはいえ盛り上がった形跡はなく、仕手系材料株も時間が経つと下がる傾向が強い。買いは目先、売りは換金目的のみ、といった雰囲気なんですよね。
だから、早い回転が良かったのかどうかが問われる場面です。資金を貯めて10月からの運用に使いたいところなのに、細かい銘柄に資金を使いすぎて足りなくなる可能性もある。本当はもう少し引きつけて行きたかった人も多いでしょうし、今日の朝の上げを見れば「石破さんはいずれ辞める」という見方があった割には反応が強かったので、焦って資金を使った人もいたのではないかと思います。
いやぁ、今日は源太カレンダーのポイント日、ムッチャ疲れた暇な日でしたね。
8115豊田通商、5288アジアパイル、3541農業総合研究所