焦らず向き合う(12/2朝の講義)

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我々にとっては今回の金利上昇は既成事実として考えられていても、AIアルゴにとっては青天の霹靂なんでしょうね。というか、昨日のようにあの品薄状態で、ひっきりなしにアルゴの売りが来たら手の出しようが無いですし、NYは調整だろうと皆が思うポイントだったから、誰も買いませんよね。個別での強さは必要でしょうが、全く自分の才覚では歯が立ちません。

ただ、全く上がらなかったIT系が、ファナックとエヌビディアの提携のように違った形で動くことはイメージできましたし、「変わるんだ」という物色の考えがあれば、そこまで怖くはないんです。しかし、なんといっても昨日のアルゴの動きは非常に難しい展開でした。一番まずいのは、堅かった株式が他の株式の値下がりの煽りを受けてしまうことで、関係ないのにと思っても換金売りが出るところなんですよね。

自分は「関係ないから上がるだろう」と思っていても、今の堅い銘柄は先日まで脆かった部分がありますから、価格の安定にまだ自信が持てないんです。つまり、全体の動きが悪いと不安定になりやすく、「いつ下がるのか」と思ってしまう。だから基本的にはビビって売ってしまうんですが、それを下手と思われても堅くいきたい気持ちもあるし、逆に上がる前提なら「ここが買われるだろう」というITなんてのを買ってみたりするわけです。

まあ、だから下手なんでしょうがね。

4902コニカ、4548生化学工業、4062イビデン