銘柄記録12月4日:今日の市場の見方

12/4備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

135A VREINSOLUTION
先日も書いたように、製造現場に設置するAI外観検査システムの開発・販売、そして製造業向けDXコンサルを行う企業です。フィジカルAIが市場で注目され始めていたのに、全体相場の押しに巻き込まれて少し苦労していました。先週末に動意した銘柄が総崩れした場面に引きずられた形ですね。ただ、昨日からは出直ってきていますし、グロース株も調整を終えた位置にあるので、再度注目しておきたい企業だと思います。

2395 新日本科学
大きく下がりましたが、後半の短期売買に多くの提灯がついた影響もあったように思います。米国新薬の契約一時金を見込まない数字を公開していますが、柱である非臨床CROは欧米中心に受注残がレベル高く推移。確かに人件費増は重たいのですが、円安は続いていますし、昨日の急反発を見ると無視できない存在だと感じています。製薬会社への接触も努力している印象です。

2158 FRONTEO
自然言語解析技術を活用し、創薬支援・経済安全保障・不正検知などを展開する企業です。米国の法律向け事業撤退で売上は減りますが、その他の領域が健闘しています。特に創薬は、これまで時間がかかっていた部分がAIの高速化で受注が増えつつあります。すい臓がんの標的分子候補抽出など効果も確認されているので、AIの発展で収益が伸びやすい企業の一つだと見ています。

4293 セプテーニ
電通傘下のネット広告代理大手です。ネット広告は詐欺問題などがあり審査が厳しくなり、価格も上がってきています。そうした環境でも、同社は必要とされる人材領域が大きく伸びていますし、電通との協業案件も積みあがっています。株価が下がっていることや、事業を集約して利益率が改善したことを考えると、電通が“このまま放置する”とも思えず、中期で持っておくタイプの銘柄かなと感じます。