心理戦(12/5お昼の講義)

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「5日前引けの日経平均株価は4日ぶり反落。前日比563.28円安の5万465.14円で前場の取引を終了した。」

ナスダックは日本時間で強含みでしたが、「それと何の関係があるのか」というような口調で、日経平均は昨日の上げ分を7割ほど消してスタートしました。上がったものが下がるのは当然としても、上がった分ほど下がっていないですし、一方で元々下がっていたものは相変わらずの下げ方。これでは個人投資家のモチベーションは上がりませんよね。しかし、そんな中でもサンバイオや助川など“買いにくいタイプ”が上がり始め、サンリオも一度大きく売られたものの引け前に戻してきました。

いや、今週前半に出来高がついた株式は週末は動きにくいものですし、上がっても下がっても“しこり”を週内でどうにかしたいという人は多いと思います。だからこそ、一番難しい時間帯に買いが入っているとも言え、それだけ頑張る流れがあるなら、今日はうまくいかなかったとしても、来週あたりはいろいろな材料株が動き出してもおかしくないと思うんですよ。

まあ、この市場はモチベーションを崩すのが本当に上手い相場で、現状は方向感のない寂しい流れです。ただ、こういう難しい時間帯に買いが入るような市場になってきたら、自分も少し考え方を変えていかないといけないのでは、と感じています。総体的には動きにくくても、違う意味での“ピンポイント”が材料株で効いてくる可能性もありますからね。

6471日本精工、8136サンリオ、6855日本電子