銘柄記録12月5日:今日の市場の見方
12/5備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
135A VREINSOLUTION
先日も書いたとおり、製造現場に設置するAI外観検査システムの開発・販売を行い、製造業向けにDXコンサルも提供している企業です。フィジカルAIが市場で注目され始めていたのに、全体が押したことで苦労した場面もありました。先週末に動意づいた銘柄が総じて下がった流れに巻き込まれた印象です。ただ、昨日からは出直ってきていますし、グロース株も調整が済んだ位置にあるので、再度注目しておきたい企業です。
2395 新日本科学
大きく下がりましたが、後半は短期の動きが増えて、多くの提灯もついていたのではないかと思います。米国新薬の契約一時金を見込まない数字を会社が公開していますが、柱となる非臨床CROは欧米中心に受注残が高いレベルを維持。確かに人件費増は重たいのですが、円安も追い風です。昨日も急反発を見せており、無視できない存在だと見ています。製薬会社への接触も積極的に行っているようですね。
2158 FRONTEO
自然言語解析技術を活用し、創薬支援・経済安全保障・不正検知システムなどを展開する企業です。米国での法律関連事業撤退で売上は減りますが、その他の領域が健闘しています。特に創薬支援は、これまで時間がかかっていた領域がAIの高速化で受注が増えており、すい臓がんの標的分子候補などの効果も確認されています。AIの発展で恩恵を受けやすい企業の一つだと感じます。
4293 セプテーニ
電通傘下のネット広告代理大手。広告料金は詐欺問題などで審査が厳しくなり、価格も上がってきています。その中で、同社は必要とされる人材領域が大きく伸びており、電通との協業案件も積み上がっています。株価が下がっていること、事業集約で利益率が改善してきたことを踏まえると、電通がこのまま静観するとも思えず、中期的に持っておくタイプの企業ではないかと思います。
