なんで強い(12/9お昼の講義)
「9日前引けの日経平均株価は続伸。前日比106.26円高の5万688.20円で前場の取引を終了しました。」
朝一は強すぎましたが、売り方も買い方もなんか変な感じでしたよね。ですから、今日はリズムがなく、タイミングも取りにくい日で、その動き方が“買いづらいものが高い”という、寄与度に関わる銘柄ばかりが上がっていた印象なんです。つまり、FOMCで出尽くしになったら下がりやすいタイプで、確かにトランプさんがエヌビディアの中国向け輸出を認めた話はありますが、ここでは特に買い要因にはなりにくいと思うんですよね。
特に、一度上がって下がったところである程度は消化しているわけで、引け前のあの上げは違和感しか感じませんでした。それでも上がってしまうんだから、やるなら FOMC 好感でも、関係ないストーリーでも良いんですが、こうした動き方は材料株が買いにくくなり、失速する銘柄が多かったですよね。朝一で上がった寄与度の低い主力株なども同様でした。
だから、かく乱された市場というか、自分の感覚からすると少し信用できないんです。後場から下がった株が反発するとか、外資好みだけで動くとか、そういうのは本当に良いとは言えませんよね。それでも彼らがやりたい放題できるのは、個人投資家に全く余裕がない証拠でもあって、そういう視点で見ると、この“動く形”は理屈上は強気とも言えるんですよね。
あとは、下がっていた材料株がしっかり上がってくれば良いんですけどね。
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