12/9備忘録：銘柄まとめ（推奨ではありません）

4483 JMDC
健康保険などの医療データを匿名加工し、製薬会社や保険会社に提供する企業。ポイントはオムロン子会社という点ですが、高市政権のもとでバイオ分野の研究効率化が進めば、同社は有望な産業領域になると見ています。製薬マーケティング部門が大きく伸びていますし、データの活用価値は高いです。人の秘密を扱う印象もありますが、証券のような悪用は無いでしょうし、薬剤確保や清算にも役立つ領域です。

4894 クオリブス
大学発ベンチャーで、iPS細胞由来シートによる重症心不全治療の開発を進めています。政策の後押しが入ると研究費が一気に楽になるため、こうした領域は動き出すと早いんですよね。他のシート系銘柄も動いていますし、要注意の企業だと感じます。4月に申請済みの虚血性心疾患向けシートも製造体制に入っているとのことで、テーマ性は高いです。

4902 コニカミノルタ
企業内容は先日触れた通りなので割愛しますが、需給から先週は揉み合いでした。ただ、業績の回復力やスリム化での収益率改善は、後々評価される部分だと思います。FROC前の売りが多かった可能性がありますが、ちょうど切れる時期でもありますし、ここに来ての反応を見ると注目者は増えてきたのではと感じています。

1911 住友林業
米国に強い企業なので、米国金利の影響を受けやすい体質です。実際、金利低下が意識されて米国住宅株が動き始めていますし、トランプ優遇政策の中にも住宅問題が含まれています。同社は植林事業の見直しで、苗木運搬にドローンを使うなど新しい技術の導入も進めています。AIロボット活用も視野に入れた労働軽減策を進めており、こうした企業は数年経つと他社を一気にリードすることが多いんですよね。