やっぱりねぇ(12/11お昼の講義)

「11日前引けの日経平均株価は続落。前日比293.91円安の5万308.89円で前場の取引を終了した。」

普通、このFOMCで上がるというのは考えにくいのですが、NYが上がったあたりからおかしくなっていますよね。オラクルの苦戦が伝わっているならTOPIXでも買うのかと思えば上がらないし、下がった株の逆襲があるかと思えば、むしろ余計に下がっていく。これでは歯が立たないと思いますよね。

そうなると緊張感も抜けてしまうし、見る力も落ちて、握力のない売りがだらだら出てくる状況です。週末の売りというより、大納会前の投げのような雰囲気になっていて、「上がる・下がる」の想像では語れない、“もうやめた!” 的な流れだと思います。

明日はSQですから、変な動きにならなければ良いのですが、来週頭は重要な日でもあり、非常に不気味なんですよね。多くの人が警戒していたFOMCですし、この違和感のある市場は“なんとも言えない不気味さ”が残ります。

今回の下落が新しい流れのスタートになるかもしれない、という考えはレポートにも書いてきた通りです。継続的な利下げがカットされたということは、流れが変わる可能性を示しているし、AIがメインシナリオに反応したということは、日本が金利上昇に踏み込んだら多少まずい展開になると、多くの人が考えるでしょう。

そう思いたくないのですが、どうしてもそういう流れに見えてしまいますよね。

4588オンコリスバイオ、9501東京電力、4323日本システム

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