銘柄記録12月14日:今週の市場の見方

12/14備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

8226 理経
IT機器を輸入販売する商社で、新技術に対する目利きの高さは業界でも知られた存在です。衛星通信技術にも強みがあり、防衛関連として名前が挙がることも多いですが、いわゆる防衛テーマ相場では比較的おとなしい印象です。防衛庁向けには航空機器やエンジン修理の受注が多く、中央省庁向けのシステム開発や大学向けDXも手掛けています。眼鏡不要のVRレンズや度数可変レンズなど、地味ながら尖った技術もあります。数字は保守的ですが、防衛費の増大が装備そのものよりも技術寄りに向かうなら、改めて注目される場面もありそうです。

7936 アシックス
ランニングシューズを中心としたスポーツ用品大手ですが、今年はスポーツファッションの「オニツカタイガー」が一段と存在感を示しました。高付加価値商品の強化が進み、オニツカタイガーやスポーツスタイル分野の増収と利益率改善が寄与して好決算を維持しています。中期経営計画で掲げた目標も前倒しで達成する見通しとされており、世界陸上や来年の大型スポーツイベントを控え、ブランド力の評価が続くかがポイントでしょう。現状は評価が進んでいるだけに、もう一段落ち着いたところを見たい気もします。

4360 マナック・ケミカル・パートナーズ
臭素化合物の受託製造を行うマナックを中核とした持株会社で、大株主にはトーソーやスガイ化学が名を連ねています。ファインケミカルの受託加工が半導体向けに前進しており、前期には減損処理を行って不採算部分を整理し、黒字化しました。海外では依然として課題はありますが、欧州でのヨウ素受託合成案件やリサイクル技術の進展次第では、評価が変わる余地もありそうです。資産の厚みがある企業だけに、大株主の動き方も含めて見ておきたいところです。

9166 GENDA
エンタメ業界でM&Aを活用しながら事業拡大を進めている企業です。直近の決算では大幅な減益が嫌気され、夜間取引で売りが先行しましたが、その中身はのれん償却の影響が大きい印象です。過去に買収した事業は月次ベースでは売上が大きく伸びており、本業の成長力そのものが失われたわけではなさそうです。年末特有の不安や海外市場の不安定さで調整が進むなら、見直しが入る場面も出てくるのではと、頭の片隅に置いています。