読みにくい展開(1/8朝の講義)
「7日の日経平均は▲557円の5万1961円となり、3営業日ぶりに反落。米国株式市場はまちまちで、ダウ平均は466ドル安、ナスダックは小幅高で取引を終えています。」
年末に触れていた中国を巡る問題が、やや露骨な形で意識され始めています。レアメタルなど、供給が滞ると困る分野への警戒感が高まっており、実態としてはまだ不透明な部分が多いものの、株式市場はこうした材料を極端に織り込みに行く傾向があります。そう考えると、一般株の底堅さと、レアメタルやドローン関連だけが極端に買われる動きが同時に起きている点は、少し判断に迷うところです。ただ、これも市場全体が強いからこそ出てくる現象とも言えそうです。
一方で、相場の本質としては依然として需給主導の色合いが強く、個人投資家が日経平均そのものをあまり気にしなくなっている印象もあります。指数よりも個別銘柄を重視し、材料やテーマを手掛かりに売買を楽しむ流れが強まっているのかもしれません。日経平均が一服し、材料株が動いている状況は、確かにやりやすいと感じる人も多そうです。
ただ、ベネズエラ情勢、ウクライナ問題、さらに日中関係を巡る米中の駆け引きまで視野に入れると、「個別が楽しい」と言っていられる環境なのかどうかは、少し慎重に見ておきたいところです。米国でも各国からの工場進出によって雇用環境が改善すると言われてきましたが、現実は必ずしも思惑通りには進んでいないようにも見えます。そうなると、トランプ氏の次の動きが市場に影響を与える可能性も、頭に入れておく必要がありそうです。
NY市場の動き自体も、以前より読みにくく感じられます。
650日立、6199セラク、1926ライト工
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