銘柄記録1月11日:今週の市場の見方
1/11備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
9076 セイノーホールディングス(セイノー運輸)
陸上貨物輸送の大手で、企業間物流(BtoB)を中心に展開しています。加えて、トヨタ車中心の自動車販売や、物品販売・不動産賃貸なども手掛ける多角化企業です。昨年10月の下落局面で何度か触れましたが、保ち合い解消の売りが想像以上にきつく、ガソリン価格の下落や好収益といった材料があっても、なかなか動きにくい印象がありました。
ただ、足元では急に売り物が軽くなってきたようにも見え、需給面の処理が一巡してきた可能性があります。そうなれば、PBRの観点では最低でも1倍を意識する展開があっても不思議ではない…という見方もできます。
株主還元に積極的な企業としても知られており、この時期は相対的に“拾いやすい銘柄”として見ておく価値がありそうです。
6016 ジャパンエンジンコーポレーション
船舶エンジン大手で、同社の「UEエンジン」は、舶用低速2ストロークエンジンの世界3大ブランドの一角とされます。
低燃費・環境性能に強みがあり、重油に代わる燃料を使った「次世代船舶エンジン」分野でも注目されやすい企業です。
アンモニア燃料エンジン初号機を2025年10月に出荷済みで、さらに世界初の“純国産”水素燃料エンジンを2027年3月期に完成させる見通し、といった流れはテーマ性が強いと感じます。
業績面では研究費負担が重く、数字だけ見ると冴えない局面もありますが、研究が単なるコストではなく、実績や進捗を伴い始めているなら評価が変わる余地もありそうです。「今期は地味、でも仕込みは進行」というタイプとして、継続ウォッチしておきたい銘柄です。
4078 堺化学工業
酸化チタン大手で、電子材料のほか、医薬品(「改源」など)も手掛ける企業です。業績は比較的高水準が続いている一方、過去には“大阪銘柄”として仕手戦を演じた経験もあり、値動きの軽さ・派手さに定評があった印象があります。
ただ、足元はそうした短期の派手さというより、業績の裏付けを伴いながら運用者が手掛けるような、落ち着いた動きになってきたようにも見えます。高配当株として見ると、この局面では逆に“地味で堅い候補”として考えてみても良いのかもしれません。
6971 京セラ
コンデンサーなど電子部品大手で、情報機器・複写機・モジュールなども含む多角経営を行っています。欧州向け需要の落ち込みが意識されたこともあり、昨年後半は売られやすい展開が続きましたが、ここに来て今期の持ち直しが鮮明になりつつあり、注目が戻ってきた印象があります。
材料面では、水中光通信機が水中ドローン関連に繋がる見方もあり、フィジカルAI文脈でも取り上げられやすいところです。
昨年の市場で「名門」としては相当出遅れた部類に入ると思いますし、その反動も含めて、今年は見方が変わってくる可能性がある銘柄として押さえておきたいです。
