独特な相場(1/14朝の講義)

NYが安くても、先物を見る限り日本市場は非常に強い。ただ、そのわりに手持ち銘柄はそこまで上がっていない人も多く、体感としては「過熱感のない上昇」に見えます。これで良いのかと思うような展開ですが、「なんで日本だけ弱いねん」と言っていた日々が、少し懐かしく感じますよね。

もっとも、過去のNYでもよくあったことですが、市場全体が均等に上がるわけではなく、一部の銘柄が引っ張るタイプの上げ方です。その結果、皆が大きく儲かっているわけではないけれど、かといって大きく損もしていない――そんな“妙な安心感”が漂う相場に見えます。

通常なら、ここで先物売りがかなり入ってもおかしくありません。ただ、昨年秋に経験した「売っても売っても、それでも買われる」という動きが記憶に残っていて、そう簡単に売れない心理があるのでしょう。強引な相場を見てきた個人投資家にとっては、売るのも怖いし、買うのも高値警戒で難しい。結局、身動きが取りづらいんですよね。

こうした時、自分は“次の局面”を想定しながら、少しずつポジションを組み直していくことが多いです。損が出ているわけではないので、それはそれで良いのですが、ここまでやりにくい市場も珍しいと思います。上がる理由が「選挙アノマリー」に寄りすぎていると、どうしても与しにくいんですよね。

ただ一方で、高市総理への信頼感や期待感が、ここ数年にはなかった「政治をしている」という安心感につながっている面もあります。財政論議には賛否あるとしても、“久しぶりに前向きな政策に見える”という印象があり、若い世代が期待している空気もあるように感じます。

だからどうだ、という話ではありませんが、いまは本当に独特の相場になっている気がしています。

7203トヨタ自動車、6501日立、6971京セラ

『源太カレンダー2026』ご購入・お申し込みは公式販売サイトより