銘柄記録1月15日:今日の市場の見方
1/15備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
6995 東海理化
シフトレバーやスイッチ類などで高シェアを持つ、自動車電装部品メーカーです。顧客別売上の約74%がトヨタ関連とされ、トヨタの生産動向の影響が大きい銘柄だと思われます。一方で、トヨタ依存が強い分だけ、中国での市況悪化が見えにくい(織り込みにくい)面もあるように感じます。
会社予想は基本的に減益見通しであり、仮に上方修正が出ても「増益転換」というよりは、減益幅の縮小という見方が自然かもしれません。ただし、同社は元来保守的な傾向もあり、数字の出し方そのものが慎重に見える局面もあります。また、トヨタが株式を一定比率保有していることから、グループ内での技術革新・事業拡張への期待が材料視される場面もあるかもしれません。中期計画の方向感も含め、今後の変化は丁寧に見ておきたい銘柄です。
7912 大日本印刷
商業印刷だけでなく、工業用印刷・高機能材まで事業領域を広げている企業です。リチウムイオン電池向けバッテリーパウチや、太陽電池部材などの産業用高機能材、有機EL関連、半導体用フォトマスクなど、いわゆる電子材料分野にも強みがあります。
印刷技術を応用した電子部材・包装材料を手掛けている点も含め、外部環境が変化しても生き残りやすい体質を作ってきた企業に見えます。日経平均が5万円台という時代背景でも、評価が追いついていないと感じる投資家は多いのではないでしょうか。技術力に加えて海外適応力も高い部類と思われ、全体相場が落ち着けば再評価の余地が残る銘柄として意識しています。
6814 古野電気
魚群探知機で有名な企業ですが、レーダーやオートパイロット関連技術なども持ち、海上機器分野に強みがあります。軍需関連として扱われることも多く、テーマ性で注目されやすい面がある銘柄です。
造船業のテコ入れ政策が進む局面では、同社の存在感が相対的に大きくなる可能性があります。また、造船業界は中国などに比べて回復が遅れていた印象があり、今後「遅れてきた修正」が入る場面もあるのかもしれません。
トランプ大統領の発言などをきっかけに、防衛的な文脈で材料視される展開もあり得るため、業種としては面白い部類だと思っています。急伸後は踊り場を挟みやすいので、需給面を意識しながら見ておきたいところです。
4028 石原産業
酸化チタン大手で、過去には市況テーマで動意することもありました。足元では不採算だった汎用品の酸化チタン市況が底打ちに向かっているとされ、ここが改善すれば収益体質が持ち直してくる可能性があります。同社は本来、収益力のある企業だと思われるだけに、採算改善が進めば数字面の印象も変わってくるかもしれません。
また農薬分野でも、米国市場で一定の競争力があるようで、来期も比較的底堅いという見方が成り立ちます。自動車もAIサーバーも「変化する時代」に入っている中で、素材・化学の価値が見直される局面は十分あり得ると思います。PER・PBRが低めに放置されやすい銘柄でもあるため、高配当バリューとして扱われている間に、押し目を丁寧に拾う選択肢もあるのではないでしょうか。
