2月13日:今日の市場の見方

冬に多いのが、電車でやけに肘を張る人。肩や肘のダウンが乗ってくるあの圧迫感、分かりますかね。スマホをいじりながら脇を広げている人も多く、厚手のコートだと余計にスペースを取る。仕方がないとは思いつつも、ちょっといらっとしてしまうんです。自分が我が儘なのかもしれませんが、気になるものは気になります。

市場も、どこか似たような圧迫感があります。終日頑張れないのに、「他が強いからいいや」という空気の中で持っていると、下げ方が半端ではない銘柄が出てくる。一方で、上がった銘柄ばかりをメディアが取り上げる。ですが、NECや日立の重さを見ると、どうも腑に落ちない部分があるんですよね。

再三書いているように、「総体的な強さ」に欠けています。だから、上げ過ぎたところには空売りが入りやすく、もう一段上はムードと目先の需給であって、芯の強さではない。となれば、持続性はどうしても弱くなります。

こういうことを書くと「上がっているじゃないか」と言われ、「外れている」という評価になるのですが、この構図は昔からよくある話です。自分はあえて「判らない」と言って、コメントを避けることもあります。今を当てる解説と、運用で当てにいく姿勢は違うからです。

業績が悪いとメディアや外資が煽る銘柄でも、実際には外資が先に借株で売っていたりする。半導体などは、まるで30年先まで織り込んだような買われ方をしていましたよね。

11月から調整した半導体は、いったい何が売り材料だったのか。改めて考える必要があります。それでも減らなかったのがデータセンター関連で、そこから電線株が動いてきたわけです。

ただ、この一週間は、どこか気になる部分がある。気にしなくてもいいのかもしれませんが、引っかかる。皆が「SQまでは安心」と言っていた流れが、昨晩のNYの下落と繋がっているようにも見えます。

NYもここ最近は、決算やアナリストレポートに振り回される個別主導の動き。結果的に上がったとしても、過程では気になる点が多かったですよね。

何か引っかかるときは、少し対角投資を考える、あるいは売られているものを狙う。そんなスタンスの方が、今はしっくりくる気がしています。