銘柄記録2月15日:今週の市場の見方

2/15備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

9302 三井倉庫
倉庫最大手で総合物流を展開。本社移転に伴う費用負担がありながらも現状を維持した決算を受けて株価は反転、その後は揉み合いという流れ。銀行株や不動産株がインフレ型物色とされるなら、次の循環として倉庫株に視線が向かう可能性も考えられる。いわば“含み相場の二番手”という位置づけ。AI活用の専門組織を新設し、定型業務の効率化やデータ活用による新サービス展開を模索している点も評価余地。伝統企業が変化を志向する姿勢が、市場の進化と重なる局面もあるかもしれない。


3107 ダイワボウHD
コードは旧ダイワボウだが、実質はDISを中核とするITディストリビューターと見るべき企業。Windows更新需要やGIGAスクール第2期需要を取り込み、業績は堅調との見方。BCC社との資本業務提携も、今後の技術変化に対応するM&A戦略の布石と考えられる。需給面で調整する場面があれば、中長期目線では再評価の可能性も。自社株買いなど株主還元策への余地も含めて、落ち着いた場面で検討する余地がある銘柄。


4483 JMDC
オムロン子会社で、医療・保険データを匿名加工し、製薬会社や保険会社向けに提供するデータビジネスが主力。26/3期3Qの営業利益は37億円と、予想を上振れた。欠損などで表面的な進捗に不満は残るものの、内容自体は悪くなかった印象。
富士通Japanとの協業により、電子カルテ市場で高いシェアを持つ顧客基盤にアクセスできる可能性が見えてきた点は、今後の展開として注目しておきたい。病院向け市場の約6割にリーチできる余地があるという見方は、中期的には評価材料になりそう。


7701 島津製作所
何度か取り上げている銘柄。同社は製造業的な見られ方から、医療機器寄りの評価に変わった過程で、薬価基準引き下げや中国関連の不振が重なり、株価が抑えられてきた経緯がある。
足元では業績回復が進み、直近決算も良好。説明会では、来期以降も売上高二桁成長を見込みつつ、投資を続けながら中長期的なマージン改善を目指す姿勢が示された。半導体・ライフサイエンス分野での成長余地や、競合との差別化が今後の焦点だが、防衛関連の側面も含めると、現状の評価はまだ低い可能性があると感じている。