5万円前後(2/14朝の講義)

日経平均が5万円という水準になると、1000円程度はあっという間に下がりますから、市場関係者もすぐに「調整相場入り」といった見方をし始めます。ただ、朝起きてみたら元の水準に戻っていることも多く、この市場の強さと資金量には正直驚かされますよね。

ですから、下手に先物を売ってしまうと、思わぬ痛手になる局面でもあります。値幅感覚が明らかに変わっており、2000円幅の上下があっても、空売り比率はそれほど高まらない。以前の相場とは感覚が違います。

買い要因として語られるのは、高市政権の長期化予想。予算が投資型であるだけに、景気刺激的に映る部分が強気材料になっているのでしょう。ただ、自分はこれは両刃の剣だと思っています。不正という話ではなくても、支援資金が一部に集中したり、余剰が生まれたり。政府が資金を出すことで、本来資金余力のある企業が自前資金を使わなくなる可能性もある。さらに、民間に専門知識があるにもかかわらず、天下り的な組織が主導権を握るような構図も懸念として残ります。

だからこそ、点検や回収力を意識した運用が必要で、ここからは精査が始まるのではないかと思います。政策面では消費減税も話題ですが、仮に一度ゼロに近い水準まで下げた場合、再び元に戻せるのかという疑問は残ります。3%、5%、8%と段階的に引き上げてきた経緯を考えると、戻すのは相当な苦労になるはずです。

強気で進むのは良いとしても、党内で問題提起や議論が始まる可能性は十分ある。そのあたりが一つの調整局面になるのかもしれません。

指数を見るなら、日経平均だけでなくTOPIXでの動きも確認しないと、強弱判断は難しい局面に入っていると思いますね。

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