3月10日:今日の市場の見方
結果としてという感じもありますが、二番底を確認するような動きのあと、昨日の後場は比較的強かったように感じました。アルゴによる売りが何度か入っても下値は崩れにくく、朝から個別株は寄り付き後に大きく下げる様子があまり見られませんでした。ただ、半導体や日経平均への寄与度が高い銘柄は先物の売りに影響を受けやすく、値が下げる場面もありました。ニュースでは「暴落」という言葉が目立ち、原油高や経済への影響といった話題が中心で、どうしても気持ちが沈むような内容が多かった印象です。
そうした中で、自分は先物や、以前から見ていた成長株ファンドを少しずつ買っていきました。結果としては悪くない感触でしたし、保有している銘柄も比較的しっかりしていました。4000円安という言葉が出るほどの環境にしては、極端な弱さは感じられなかったとも思います。結局のところ、SQポジションの中で値幅を取りにいくような動きがあった、という見方もできそうです。もちろん基本は手仕舞いが出ていたのでしょうが、特に文句を言うような相場ではなく、そうした要因で市場が動く局面でもあるということなのでしょう。
ですから、自分は昨日も「今だけを見るな」という話をしました。10年後に何がどう動いているのかという発想が大事だと思っています。少し前まで「10年後には日経平均が10万円」という話が出ていたとしても、一直線に上がるわけではないと考えて資金枠を空けていたわけです。こうして振り返ると、ニュースが状況に合わせて作られているのか、あるいは株価の動きに合わせてタイミングよく出てくるのかは分かりませんが、需給が悪いときにはそうした展開が起こりやすいということなのでしょう。
今回は比較的うまく回れたという感覚はありますが、根本的にはイラン問題はまだ続いていると見られます。ホルムズ海峡の通過が難しくなるような状況になれば、株価が揺れる場面は何度か出てくる可能性もあるでしょう。そういう相場環境なのだと思いますし、今回の動きも一つの勉強になったと感じています。目先を当てようとしすぎると、本来の利益を見失ってしまうこともある、ということなのかもしれません。
