4月7日:今日の市場の見方

この市場の手強さは、やはり根本的に「判らない」という部分が多いところですよね。レポートでも先週は外国人のアノマリー、今週は外資から見た経済指標の好転や米国企業の強気姿勢など、強気材料は並べられているのですが、結局は「強気の言い分」として留まっている印象なんですよね。ですから、ノータイムでの強さが何を意味しているのか掴みにくいし、寄り天も多いから、多くの人が右往左往してしまう流れになっています。

だから基本的には面倒くさい市場で、安心して持てないのに上がるタイプの株式が多い。ただ、その上がる株に限って乱高下するから判断が難しいんですよね。重量級が軽量株みたいな動きをしていて、三菱重工のような銘柄でも高く始まって急落し、戻ったと思えば数分で安値まで落ちるなど、大型株ほど不安定に見える場面があります。

そういう動きを見ていると、上手く売買したいというより、嫌な思いをしたくないという感覚の方が強くなりますよね。下げ幅が中途半端で買いにくいと思っていたら急に反転するし、市場そのものがトランプ化してきているような感じです。だから理屈を積み上げるよりも、体感で対応するような、いわばアスリート相場になっている印象です。

その分、体は正直でかなり怠くなりますし、昨日の後場あたりはやる気も出ず、本当に疲れました。この疲労が一番怖くて、不注意な売買に繋がりやすいんですよね。市場自体は反転しているように見えても、何かが解決したわけではなく、今になって「4月は外人が買う」なんて話が出てきても、今さら感があります。

要するに、筆者自身が少し拗ねている状態でして、売買への興味が薄れ、持ち玉をそのままにしてしまっているんですよね。何か好転の兆しがあるかといえばそうでもなく、疲労感ばかりが残る日々です。だから個別は無理に動かさないという考えでも良いと思うし、状況は何も変わっていない中で需給だけで動く以上、その都合に振り回されているだけなんですよね。

トランプじゃないんだから、という話なんですがね。